住宅ローン減税額|15年返済で試算

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住宅ローン控除|15年返済

住宅ローン減税額はどれくらい?のページでは、一般的な会社員の減税額を取り上げましたが、ここでは、15年返済住宅ローンを組んだ場合に、一体どれくらい減税されるのかを、試算してみましょう。

実際に、控除が適用されるのは、住宅ローンの最初の10年間で、年末のローン残高に応じて、試算できます。

以下は、住宅の種類、入居時期によって、10年間で控除される最大の減税額です。

1)長期優良住宅(200年住宅)

 ・平成21〜23年に入居・・・5000万円×1.2%×10年=600万円
 ・平成24年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成25年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円

2)一般の住宅

 ・平成21〜22年に入居・・・5000万円×1.0%×10年=500万円
 ・平成23年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成24年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円
 ・平成25年に入居・・・20000万円×1.0%×10年=200万円

減税額の試算

下表は、元利均等15年返済のとき、借入1000万円あたり、1年ごとに住宅ローン残高が、いくらになるかを試算した表です。

例)
金利 3.0%で3000万円のローンを組んだ場合、5年後の残高はこの表から試算すると、715万円×3=2145万円になります。

1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5%
1年後 940 942 944 946 948
2年後 879 883 887 891 895
3年後 818 823 829 834 840
4年後 755 762 769 776 782
5年後 691 699 707 715 723
6年後 627 636 644 653 661
7年後 561 570 580 589 598
8年後 495 504 513 523 532
9年後 427 436 445 455 464
10年後 359 367 376 384 393

15年で完済

(単位:万円)

この表を元に、
 ・一般の住宅
 ・3000万円の住宅ローン借入
 ・金利 2.5%
 ・平成21年入居
の場合の、住宅ローン減税額を試算してみました。
(わかりやすいように、住宅ローンの借入は1月1日と仮定します。)

所得税+住民税の減税額
1年後 944×3×1.0%=28.32
2年後 887×3×1.0%=26.61
3年後 829×3×1.0%=24.87
4年後 769×3×1.0%=23.07
5年後 707×3×1.0%=21.21
6年後 644×3×1.0%=19.32
7年後 580×3×1.0%=17.40
8年後 513×3×1.0%=15.39
9年後 445×3×1.0%=13.35
10年後 376×3×1.0%=11.28
10年間の
減税額の合計
200.82万円
(単位:万円)

最終的に、10年間の住宅ローン減税額の合計は、所得税分と住民税分を合計して、200万8200円となります。

ちなみに、その他の金利で試算した減税額は、次のようになります。
 ・1.5%の場合・・・196万5600円
 ・2.0%の場合・・・198万6600円
 ・3.0%の場合・・・202万9800円
 ・3.5%の場合・・・205万8000円

*ご注意)
上記の金額は、満額控除された場合の減税額です。
もし、所得税額が住宅ローン減税額よりも少ないときは、これらの金額よりも少なくなるケースもあります。





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