住宅ローン減税額|20年返済で試算

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住宅ローン控除|20年返済

20年返済住宅ローンを組んだ場合に、一体どれくらいの減税額なのかを試算してみましょう。

実際に、控除が適用されるのは、住宅ローンの最初の10年間で、年末のローン残高に応じて、試算できます。

以下は、住宅の種類、入居時期によって、10年間で控除される最大の減税額です。

1)長期優良住宅(200年住宅)

 ・平成21〜23年に入居・・・5000万円×1.2%×10年=600万円
 ・平成24年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成25年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円

2)一般の住宅

 ・平成21〜22年に入居・・・5000万円×1.0%×10年=500万円
 ・平成23年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成24年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円
 ・平成25年に入居・・・20000万円×1.0%×10年=200万円

減税額の試算

下表は、元利均等20年返済のとき、借入1000万円あたり、1年ごとに住宅ローン残高が、いくらになるかを試算した表です。

例)
金利3.0%で3000万円のローンを組んだ場合、5年後の残高はこの表から試算すると、803万円×3=2409万円になります。

1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5%
1年後 957 959 961 963 965
2年後 913 917 921 925 928
3年後 868 874 880 885 891
4年後 823 831 838 845 852
5年後 777 786 795 803 811
6年後 731 741 750 760 769
7年後 684 694 705 716 726
8年後 636 647 659 670 681
9年後 587 599 611 623 635
10年後 537 550 562 574 587

20年で完済

(単位:万円)

この表を元に、
 ・一般住宅
 ・3000万円の住宅ローン借入
 ・金利 2.5%
 ・平成21年入居
の場合の、住宅ローン減税額を試算してみました。
(わかりやすいように、住宅ローンの借入は1月1日と仮定します。)

所得税+住民税の減税額
1年後 961×3×1.0%=28.83
2年後 921×3×1.0%=27.63
3年後 880×3×1.0%=26.40
4年後 838×3×1.0%=25.14
5年後 795×3×1.0%=23.85
6年後 750×3×1.0%=22.50
7年後 705×3×1.0%=21.15
8年後 659×3×1.0%=19.77
9年後 611×3×1.0%=18.33
10年後 562×3×1.0%=16.86
10年間の
減税額の合計
230.46万円

(単位:万円)

最終的に、10年間の住宅ローン減税額の合計は、所得税分と住民税分を合計して、230万4600円となります。

ちなみに、その他の金利で試算した減税額は、次のようになります。
 ・1.5%の場合・・・225万3900円
 ・2.0%の場合・・・227万9400円
 ・3.0%の場合・・・232万9200円
 ・3.5%の場合・・・235万3500円

*ご注意)
上記の金額は、満額控除された場合の減税額です。
もし、所得税額が住宅ローン減税額よりも少ないときは、これらの金額よりも少なくなるケースもあります。





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