住宅ローン減税額|25年返済で試算

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住宅ローン控除|25年返済

25年返済住宅ローンを組んだ場合に、一体どれくらいの減税額なのかを試算してみましょう。

実際に、控除が適用されるのは、住宅ローンの最初の10年間で、年末のローン残高に応じて、試算できます。

以下は、住宅の種類、入居時期によって、10年間で控除される最大の減税額です。

1)長期優良住宅(200年住宅)

 ・平成21〜23年に入居・・・5000万円×1.2%×10年=600万円
 ・平成24年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成25年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円

2)一般の住宅

 ・平成21〜22年に入居・・・5000万円×1.0%×10年=500万円
 ・平成23年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成24年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円
 ・平成25年に入居・・・20000万円×1.0%×10年=200万円

減税額の試算

下表は、元利均等25年返済のとき、借入1000万円あたり、1年ごとに住宅ローン残高が、いくらになるかを試算した表です。

例)
金利3.0%で3000万円のローンを組んだ場合、5年後の残高はこの表から試算すると、855万円×3=2565万円になります。

1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5%
1年後 967 969 971 973 975
2年後 933 937 941 945 948
3年後 899 905 910 916 921
4年後 864 872 879 886 893
5年後 829 838 847 855 863
6年後 793 803 814 823 833
7年後 757 768 780 791 801
8年後 720 732 745 757 769
9年後 682 696 709 722 735
10年後 644 659 673 687 700

25年で完済

(単位:万円)

この表を元に、
 ・一般住宅
 ・3000万円の住宅ローン借入
 ・金利 2.5%
 ・平成21年入居
の場合の、住宅ローン減税額を試算してみました。
(わかりやすいように、住宅ローンの借入は1月1日と仮定します。)

所得税+住民税の減税額
1年後 971×3×1.0%=29.13
2年後 941×3×1.0%=28.23
3年後 910×3×1.0%=27.30
4年後 879×3×1.0%=26.37
5年後 847×3×1.0%=25.41
6年後 814×3×1.0%=24.42
7年後 780×3×1.0%=23.40
8年後 745×3×1.0%=22.35
9年後 709×3×1.0%=21.27
10年後 673×3×1.0%=20.19
10年間の
減税額の合計
248.07万円
(単位:万円)

最終的に、10年間の住宅ローン減税額の合計は、所得税分と住民税分を合計して、248万700円となります。

ちなみに、その他の金利で試算した減税額は、次のようになります。
 ・1.5%の場合・・・242万6400円
 ・2.0%の場合・・・245万3700円
 ・3.0%の場合・・・250万6500円
 ・3.5%の場合・・・253万1400円

*ご注意)
上記の金額は、満額控除された場合の減税額です。
もし、所得税額が住宅ローン減税額よりも少ないときは、これらの金額よりも少なくなるケースもあります。





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