住宅ローン減税額|35年返済で試算

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住宅ローン控除|35年返済

35年返済住宅ローンを組んだ場合に、一体どれくらいの減税額なのかを試算してみましょう。

実際に、控除が適用されるのは、住宅ローンの最初の10年間で、年末のローン残高に応じて、試算できます。

以下は、住宅の種類、入居時期によって、10年間で控除される最大の減税額です。

1)長期優良住宅(200年住宅)

 ・平成21〜23年に入居・・・5000万円×1.2%×10年=600万円
 ・平成24年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成25年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円

2)一般の住宅

 ・平成21〜22年に入居・・・5000万円×1.0%×10年=500万円
 ・平成23年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成24年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円
 ・平成25年に入居・・・20000万円×1.0%×10年=200万円

減税額の試算

下表は、元利均等35年返済のとき、借入1000万円あたり、1年ごとに住宅ローン残高が、いくらになるかを試算した表です。

例)
金利3.0%で3000万円のローンを組んだ場合、5年後の残高はこの表から試算すると、913万円×3=2739万円になります。

1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5%
1年後 978 980 982 984 985
2年後 956 960 963 967 970
3年後 933 939 944 949 954
4年後 910 918 925 931 937
5年後 887 896 905 913 920
6年後 864 874 884 894 903
7年後 840 852 863 874 884
8年後 815 829 842 854 865
9年後 791 805 820 833 846
10年後 766 782 797 812 826

35年で完済

(単位:万円)

この表を元に、
 ・一般住宅
 ・3000万円の住宅ローン借入
 ・金利 2.5%
 ・平成21年入居
の場合の、住宅ローン減税額を試算してみました。
(わかりやすいように、住宅ローンの借入は1月1日と仮定します。)

所得税+住民税の減税額
1年後 982×3×1.0%=29.46
2年後 963×3×1.0%=28.89
3年後 944×3×1.0%=28.32
4年後 925×3×1.0%=27.75
5年後 905×3×1.0%=27.15
6年後 884×3×1.0%=26.52
7年後 863×3×1.0%=25.89
8年後 842×3×1.0%=25.26
9年後 820×3×1.0%=24.60
10年後 797×3×1.0%=23.91
10年間の
減税額の合計
267.75万円

(単位:万円)

最終的に、10年間の住宅ローン減税額の合計は、所得税分と住民税分を合計して、267万7500円となります。

ちなみに、その他の金利で試算した減税額は、次のようになります。
 ・1.5%の場合・・・262万2000円
 ・2.0%の場合・・・265万500円
 ・3.0%の場合・・・270万3300円
 ・3.5%の場合・・・272万7000円

*ご注意)
上記の金額は、満額控除された場合の減税額です。
もし、所得税額が住宅ローン減税額よりも少ないときは、これらの金額よりも少なくなるケースもあります。





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