住宅ローン減税額|30年返済で試算

住宅ローン控除・減税額ナビ>30年返済で試算

住宅ローン控除|30年返済

30年返済住宅ローンを組んだ場合に、一体どれくらいの減税額なのかを試算してみましょう。

実際に、控除が適用されるのは、住宅ローンの最初の10年間で、年末のローン残高に応じて、試算できます。

以下は、住宅の種類、入居時期によって、10年間で控除される最大の減税額です。

1)長期優良住宅(200年住宅)

 ・平成21〜23年に入居・・・5000万円×1.2%×10年=600万円
 ・平成24年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成25年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円

2)一般の住宅

 ・平成21〜22年に入居・・・5000万円×1.0%×10年=500万円
 ・平成23年に入居・・・4000万円×1.0%×10年=400万円
 ・平成24年に入居・・・3000万円×1.0%×10年=300万円
 ・平成25年に入居・・・20000万円×1.0%×10年=200万円

減税額の試算

下表は、元利均等30年返済のとき、借入1000万円あたり、1年ごとに住宅ローン残高が、いくらになるかを試算した表です。

例)
金利3.0%で3000万円のローンを組んだ場合、5年後の残高はこの表から試算すると、889万円×3=2667万円になります。

1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5%
1年後 973 975 977 979 981
2年後 946 950 954 958 961
3年後 919 925 930 935 940
4年後 891 899 906 913 919
5年後 863 872 881 889 897
6年後 834 845 855 865 874
7年後 805 817 829 840 850
8年後 776 789 802 814 826
9年後 746 760 774 788 801
10年後 715 731 746 760 774

30年で完済
(単位:万円)

この表を元に、
 ・一般住宅
 ・3000万円の住宅ローン借入
 ・金利 2.5%
 ・平成21年入居
の場合の、住宅ローン減税額を試算してみました。
(わかりやすいように、住宅ローンの借入は1月1日と仮定します。)

所得税+住民税の減税額
1年後 977×3×1.0%=29.31
2年後 954×3×1.0%=28.62
3年後 930×3×1.0%=27.90
4年後 906×3×1.0%=27.18
5年後 881×3×1.0%=26.43
6年後 855×3×1.0%=25.65
7年後 829×3×1.0%=24.87
8年後 802×3×1.0%=24.06
9年後 774×3×1.0%=23.22
10年後 746×3×1.0%=22.38
10年間の
減税額の合計
259.62万円
(単位:万円)

最終的に、10年間の住宅ローン減税額の合計は、所得税分と住民税分を合計して、259万6200円となります。

ちなみに、その他の金利で試算した減税額は、次のようになります。
 ・1.5%の場合・・・254万400円
 ・2.0%の場合・・・256万8900円
 ・3.0%の場合・・・262万2300円
 ・3.5%の場合・・・264万6900円

*ご注意)
上記の金額は、満額控除された場合の減税額です。
もし、所得税額が住宅ローン減税額よりも少ないときは、これらの金額よりも少なくなるケースもあります。





次ページ →住宅ローン減税額|35年返済で試算