住宅ローン控除|省エネ改修

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省エネ改修工事|控除の内容

省エネ改修工事で、どのくらい控除されるのかは、年末のローン残高によって、決められています。また、省エネ以外のリフォームでも、控除枠があります。
(住宅ローン残高は、毎年12月31日時点の金額です。)

住宅ローン残高

省エネ改修工事と、リフォーム工事を同時に行ったときは、上限でローン残高の1000万円までが、控除の対象になります。ただし、その内、省エネ改修分は、最高で200万円です。

また、省エネ改修工事費用は、30万円以上であることが必要です。都道府県や市区町村から、省エネ改修の支援を受けたときは、その金額を工事費用から、差し引いて計算します。

もし、150万円の省エネ改修工事で、町から20万円支援してもらうと、
150万円−20万円=130万円が、控除の対象になります。

控除期間と減税額

住宅ローン控除の対象となるのは最長5年間で、減税額の上限は5年間で最高60万円です。

減税額は、ローン残高の1.0%、1年間で最高12万円。その内、省エネ改修工事分は、ローン残高の2.0%、1年間で最高4万円になります。

仮に、次のようなローン残高になったときは、5年間の減税額の合計は、
37万9000円(リフォーム分)+19万円(省エネ改修分)
=56万9000円になります。

返済
年数
リフォーム
ローン残高
減税額 省エネ改修
ローン残高
減税額
1年目 800 800×1.0%=8.0 250 200×2.0%=4.0
2年目 780 780×1.0%=7.8 230 200×2.0%=4.0
3年目 760 760×1.0%=7.6 210 200×2.0%=4.0
4年目 740 740×1.0%=7.4 190 190×2.0%=3.8
5年目 710 710×1.0%=7.1 160 160×2.0%=3.2
リフォームの合計減税額
=37.9
省エネ改修の合計減税額
=19.0
(単位:万円)

*省エネ工事のローン返済 1年〜3年目は、上限の200万円を超えているので、その分は控除されません。





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