住宅ローン控除|確定申告の必要書類

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確定申告の詳細

住宅ローン控除を利用する場合は、住宅の新築や購入、中古住宅の購入、あるいは省エネ、バリアフリー、耐震などの改修工事によって、それぞれ確定申告するときの、必要書類に違いがあります。

確定申告は、例年2月16日〜3月15日の1カ月間ですので、早めに必要書類を準備しておきましょう。

以下に、それぞれのケースで、どのような書類が必要なのかを、リストアップしてみました。

住宅を新築、あるいは新築の住宅を購入したとき

1)住宅ローンの残高証明書・・・借入先で入手
  複数のローンを組んでいるときは、全ての残高証明書が必要です。

2)住民票・・・市区町村で入手
  住宅ローン借入れの名義人の住民票。

3)源泉徴収票・・・勤務先で入手
  会社に勤務している、給与所得者の必要書類です。

4)確定申告書・・・税務署で入手
  住宅借入金(取得)等特別控除額の計算明細書。住宅ローン控除の
  手続きをするための必要書類です。

5)登記簿・・・登記所で入手
  土地や建物の登記簿謄本(コピー不可)
  コンピューター処理されている登記所では、登記簿謄本のことを
  登記事項証明書と呼びますが、内容は登記簿謄本と同じです。

6)契約書
  住宅を新築したときは、住宅の請負契約書のコピー。
  新築住宅を購入したときは、住宅の売買契約書のコピー。

7)その他の必要書類
  建築条件付で住宅を購入したときは、これを証明する書類。
  長期優良住宅を新築、購入したときは、これを証明する書類。

中古住宅を購入したとき

1)住宅ローンの残高証明書
2)住民票
3)源泉徴収票
4)確定申告書
5)登記簿
*1)〜5)の必要書類は、上記の住宅を新築、購入した場合と同じです。

6)契約書
  中古住宅の売買契約書のコピー。

7)その他の必要書類・・・購入先で入手
  中古住宅を購入した日を基準にして、耐火建築物で築25年、
  非耐火建築物で築20年を超える住宅は、住宅性能評価書のコピーか
  耐火基準適合書のどちらか1つが必要書類です。

省エネ、バリアフリー、耐震など

1)住宅ローンの残高証明書
2)住民票
3)源泉徴収票
4)確定申告書
*1)〜4)の必要書類は、上記の住宅を新築、購入した場合と同じです。

5)登記簿、契約書
  改修工事した住宅の登記簿謄本(登記事項証明書)・・・登記所で入手
  改修工事した住宅の請負契約書のコピー。

6)検査証明書・・・検査した役所で入手
  改修工事した住宅の建築検査済証のコピー。

その他

上記の他に、
バリアフリー改修|特別控除  ・省エネ改修|特別控除
耐震改修|特別控除

などを利用する場合は、市区町村によって必要書類に違いがありますので、事前にご確認ください。





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